面接で就活生を慌てさせる「ヘンな質問」の攻略法 突拍子ないが、パターンを知れば対策はできる

✎ 1〜 ✎ 707 ✎ 708 ✎ 709 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
面接で聞かれる質問のパターンを覚えておけば、ある程度は対処ができる(写真:shimi/PIXTA)

3月が近づいてきた。採用広報が解禁される。実質的な選考も始まり、3月の中旬からは面接も一気に増えてくる。面接担当者が知りたいのは、学生がどのような人物であるか? そのためにガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などの定番質問がある。しかし、キャリアセンターで模擬面接を経験しても、その経験がすべての企業に通用するわけではない。なぜなら、「不意を突く質問」があるからだ。

学生を慌てさせるヘンな質問にはパターンがある。2022年卒の学生が遭遇した「最も印象に残っている面接の質問」を紹介しよう。

使用するデータは、HR総研が楽天みん就と共同で昨年6月に行った「2022年卒学生の就職活動動向調査」である。

「あなたにとって〇〇とは?」

面接に臨むに当たり、心得てほしいのは、質問にはパターンがあるということだ。最も多いのは、「あなたは〇〇」や「あなたにとって〇〇」から始まる質問だ。

『就職四季報』特設サイトはこちら

「あなたにとって微生物とは」という変化球もあるが、ほとんどの場合は学生の考え方や覚悟を知るために行われるストレートな質問だ。

「あなたにとって働くとは何か」「あなたにとって仕事とは」「あなたにとって社会人になるとは」「あなたにとって営業とは」と言葉は少しずつ変わるが、気ままな学生から仕事に責任を持つ大人になる覚悟を問う点で共通している。

次ページ親友について話させ、本人の人柄を測る
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事