ひろゆきが語る「人生で一番の投資失敗体験」

ひろゆき×YouTuber会計士・小山晃弘 対談

ひろゆき:結局、東京って30年以内に大震災に襲われる可能性が高いわけじゃないですか。100年以内なら確実に起きると言われていますよね。それでも都内に不動産を買う人があとを絶ちません。タワーマンションもどんどん建っていますよね。

僕はいま「東京に住んでもいいし、住まなくてもいい」、「東京に投資してもいいし、しなくてもいい」というポジションにいるわけですけど、そうやって日本を客観的に眺めれば、東京でマンションを買うなんてありえない話ですよ。怖くて買えないです。

ではなんで東京の不動産がいまでも売れるかというと、東京に住んでいる人だけが「震災は起こらない」という仮定で物事を判断しているからなんですね。

小山: そう自分に言い聞かせている。

ひろゆき:うっすらわかっているけど、意識しないようにしているんじゃないですか。普通に考えれば、東京に住むとしたら賃貸になるはずなんですけどね。家が壊れたら引っ越せばいいだけですから。

アメリカのMBAに比べて日本のMBAは…

小山:最後に自己投資についてひとつお聞きしたいんですが、MBAについてどうお考えですか? USCPA(米国公認会計士)は世界中どこでも潰しがきくのでおすすめという話が前回ありましたが。

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ひろゆき:アメリカに直接行ってMBAを取るなら価値はあると思います。それ以外は正直あまり意味がないかな……。

たとえば最近、国内MBAとか、オンラインでMBAとか増えているじゃないですか。それってせいぜい「経営学の勉強を少ししました!」とアピールできるくらいの価値しかないと思うんです。

小山:外資系だと管理職は修士以上が常識ですけど、日本企業は高卒でも管理職になれますからね。

ひろゆき:それもありますよね。あと、アメリカの大学でMBAを取ると、超強力なコネができるんですよ。そこが価値なんですね。その人脈を買うためだと思えば、何千万円という留学費用も合理的な投資だと考えられるかしれません。

やっぱりアメリカのMBAにもなれば世界中から頭の良い人が集まってくるんですね。そしてその同期たちが世界中に散らばって、大企業で管理職につく。そして歳を重ねれば重ねるほど、同期たちのポジションも上がっていくわけですよ。そのコネはすごい武器になると思いますね。

(構成=郷和貴)

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