外資系母、「マレーシア子育て」の魅力を語る

米国系インタースクールでのびのび生活

――なぜマレーシアを選ばれたのでしょうか。

それぞれの国の相違についてパワーポイントでプレゼンテーションを作り発表する

3つ理由があります。まず何と言っても、マレーシアの良さは多様性にあります。私自身が米国で99%が白人という学校にいて、マイノリティ意識を持ちながら育ちました。それよりは、マレー系、中国系、インド系、と多民族なマレーシア、かつアジアで育つ方が良いと思いました。

さらにISKLには外国人駐在員家庭が多く、60カ国もの国から子どもが集まっており、さまざまな国のお友達と友情を培っています。たとえば今週末、娘は去年アラブ首長国連邦のアブダビに転校したトリニダード・トバゴのお友達とKLでバティクをしましたし、息子は米国のお友達のお誕生日会の後、韓国のお友達のお宅でお泊まり、さらに連休のため、マレーシアのお友達とルービックキューブ大会にでかけています。中学生になったら日本のサマースクールで落ち合おうという話まで持ち上がるくらいです。

受験に縛られず、のびのび生活できる環境を

――そこまで多くの国籍が集まるのは、ISKLの特徴かもしれませんね。

はい。二つ目が子どもらしい生活を送れることです。長女は日本で中学受験のための塾通いをしましたが、遊ぶ時間を犠牲にして得た知識と忍耐は釣り合わないと思いました。

ところがこちらに来てからは、中学、高校の受験がありませんので、放課後は遊んでいます。近所の子どもたちと、いまだにかくれんぼや鬼ごっこをしています。ルールについて時にはケンカをしながら、暗くなるまで遊んでいます。セキュリティがしっかりしている住宅を選び、子どもたちだけで走り回っています。 

――マレーシアでも外で遊べる環境があるのですね。ところで試験はまったくないのですか。

はい。高校卒業時のIBディプロマ以外は、ふるい分け用の大きな試験がありません。それどころか、小学校中学年では家庭で40分以上勉強しないように言われるんですよ。宿題も少なく、ほとんど毎日遊んでいます。ただ読書には比重がおかれて毎日20分以上読むのが宿題です。それに中学・高校に進むにつれ勉強量が大幅に増えて行き、読解力がないと宿題に支障を来します。 

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