ハマスタ、"座席の窮屈さ"ではワースト級 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<5>
引き取りはセブンイレブン店頭、ぴあ店頭、配送のいずれかから選ぶ。セブンイレブン店頭と、ぴあ店頭の場合は発券手数料が108円かかる。配送を選ぶと発券手数料がかからない代わりに配送手数料が617円もかかる。ローソン、ぴあ、イープラスのサイトで買うと、Web割は適用されないうえに、発券手数料108円プラス決済手数料216円の合計324円かかるので、どう考えても球団サイトから買うのがお得だ。
以上をまとめると、球団サイトから買うのは絶対条件。そのうえでクレジットカード決済、セブンイレブンもしくはぴあの店頭受け取りが一番安い。チケット自体の価格が安くなって手数料も108円だ。残念ながらWeb割引を受け、なおかつ手数料もゼロにする方法はない。QRコード発券を始めてくれると、たぶんWeb割で手数料ゼロは実現するのだと思う。
球団サイトは座席表から空席が確認できて、なおかつ指定が出来るが、座席を指定して仮押さえをしたところから、10分以内に申し込みを完了させないと一からやり直しになる。球団サイトで買うには会員登録が必要なので、先に会員登録を済ませてから実際の購入手続きに入ったほうがいい。
球場へのアクセスは?
球場は港町横浜が誇る歴史的建造物が建ち並ぶ、関内の官庁街のど真ん中、横浜公園の中にある。球場の周囲には、エキゾチックな建物と横浜公園の緑が調和した、美しい街並みが広がっている。最寄り駅はJR京浜東北線関内駅、横浜市営地下鉄関内駅、みなとみらい線日本大通り駅の3つ。この3駅全てで電車の発車音にベイスターズの球団歌「熱き星たちよ」が使われている。
一番近い関内駅南口のエントランス上部には、巨大なベイスターズの球団マスコットが鎮座している。市営地下鉄関内駅のコンコースにはベイスターズの主力選手が掲示されているし、みなとみらい線の日本大通り駅はベイスターズ一色。柱、床、ベンチ、全てがベイスターズモード全開。みなとみらい線は、最寄り駅ではないみなとみらい駅もベイスターズ色満載だ。
予め頭に入れておいたほうが良いのがコインロッカー事情。球場にコインロッカーはなく、日本大通り駅には300円タイプのものが25個、400円タイプのものが3個しかない。地下鉄関内駅は300円タイプが50個、500円タイプが18個、700円タイプが9個。ここもゲーム開催日にはすぐ埋まってしまいそうな数だが、JR関内駅には4カ所あり、合計で300円タイプのものが289個、400円タイプのものが18個あるらしい。
球場出口とは反対側の北口を出たところに、そこそこの規模のコインロッカーがあるが、南口側は改札の中なので、コインロッカーに入れるべき荷物がある人は、改札を出る前に入れておくべきだ。JR関内駅でコインロッカーが全滅だったら、諦めて球場内に持ち込むしかなくなる。
生まれも育ちも神奈川の筆者は、横浜市民になってからもかれこれ30年以上になるのに、大洋ホエールズだった時代も含め、このチームに愛を感じたことがない。従って自宅から30分以内で行けるこの球場も、職場からは遠いこともあって年1回程度、それもヤクルト戦しか行かないが、それでもこれまでに通算で20回以上は行っていると思う。大改装後は行っていないので、その姿に期待しつつ球場へ向かった。
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