英語だけではグローバル競争に勝てない

グローバル化の本質を誤解している日本(上)

日本人の多くは「グローバル化の本質」を見誤っている(堺雄二/アフロ)

この連載の7月17日のコラム「英語だけでは、仕事は絶対うまく行かない」でも述べたように、これからのグローバルな社会や経済においては、英語力があることに越したことはありませんが、必ずしも必要なわけではありません。私たちが第一に求められる資質とは、俯瞰的な視点や大局的な視点を持つことで、物事の本質を見極める洞察力なのです。

グローバルな競争で必要とされる能力とは?

というのも、グローバルな企業間の競争においては、世界全体の大局を知ってはじめて戦略が立てられるからです。真に戦略的になるには、企画力、コミュニケーション力、構築力、交渉力、委任力などさまざまな能力が必要になりますが、もっとも求められるのが本質を見極める洞察力なのです。

つまり、いろいろな能力を駆使したうえで、過去の事例や自分の経験も踏まえまがら先を読むことが重要になります。変化の激しいグローバルなビジネスでは、本質を理解する洞察力がなければ、とてもではありませんが成功することなどできません。

では、大局的な視点や俯瞰的な視点を持てるようになるためには、どういったことを実践していけばいいのでしょうか。また、本質を見極める洞察力を鍛えるためには、具体的に何をしていけばいいのでしょうか。

次ページグローバル化の本質とは?
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 住みよさランキング
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
15種類の「書き方」を徹底解説<br>無敵の文章術

ビジネスパーソンを中心に文章力の必要性が高まっています。在宅勤務における情報伝達手段として、メールやチャットは不可欠に。また精度の高い企画書はビジネスの成功に直結します。本特集ではシーンや目的別に、短期間でのスキル向上を目指します。

東洋経済education×ICT