英語だけではグローバル競争に勝てない

グローバル化の本質を誤解している日本(上)

日本人の多くは「グローバル化の本質」を見誤っている(堺雄二/アフロ)

この連載の7月17日のコラム「英語だけでは、仕事は絶対うまく行かない」でも述べたように、これからのグローバルな社会や経済においては、英語力があることに越したことはありませんが、必ずしも必要なわけではありません。私たちが第一に求められる資質とは、俯瞰的な視点や大局的な視点を持つことで、物事の本質を見極める洞察力なのです。

グローバルな競争で必要とされる能力とは?

というのも、グローバルな企業間の競争においては、世界全体の大局を知ってはじめて戦略が立てられるからです。真に戦略的になるには、企画力、コミュニケーション力、構築力、交渉力、委任力などさまざまな能力が必要になりますが、もっとも求められるのが本質を見極める洞察力なのです。

つまり、いろいろな能力を駆使したうえで、過去の事例や自分の経験も踏まえまがら先を読むことが重要になります。変化の激しいグローバルなビジネスでは、本質を理解する洞察力がなければ、とてもではありませんが成功することなどできません。

では、大局的な視点や俯瞰的な視点を持てるようになるためには、どういったことを実践していけばいいのでしょうか。また、本質を見極める洞察力を鍛えるためには、具体的に何をしていけばいいのでしょうか。

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