今年こそ資金を増やしたい「つみたてNISA」投資術 次の一手で差をつける「プロのポートフォリオ」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さっそく、私のポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)を公開しましょう。

ここで紹介するのは、楽天証券のつみたてNISAとiDeCoの口座で積立購入している投資信託のみであり、私が通常の口座(課税口座)で積立購入もしくはスポット(一括)購入しているETFについては除外しています。これは、本書を執筆した当時のものですが、基本的な考え方は変わりません。

出典:『貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス』

図をご覧いただければわかるように、私は、全世界型のインデックスファンドを3、国内株式/米国株式/先進国株式/新興国株式のインデックスファンドの組み合わせを7の割合で持っています。

そのうち、全世界型のインデックスファンドは、

●つみたてNISAの口座で、楽天・全世界株式インデックス・ファンドおよびSBI・全世界株式インデックス・ファンド

●iDeCoの口座で、楽天・全世界株式インデックス・ファンド

を、それぞれ積立で購入しています。

また、国内株式/先進国株式/米国株式/新興国株式のインデックスファンドについては、つみたてNISA、iDeCoともに、

国内:先進国:米国:新興国=15%:30%:20%:35%

程度の割合で保有しています(具体的な商品名は、図に記したとおりです)。

売却のしやすさも考えて、商品構成のバランスを決定

それでは、私が、全世界型のインデックスファンドと、国内株式/米国株式/先進国株式/新興国株式のインデックスファンドの組み合わせを3:7の割合にしている理由をお話ししましょう。

私は、さまざまな試行錯誤を繰り返した末、18年ほど前から、インデックスファンドを組み合わせた投資を行っています。

そして10年ほど前、ちょうどリーマン・ショックの直後くらいに、「何かいい商品はないか」と探していたときに、VT(世界49カ国の主要企業の株式を投資対象とした、アメリカのバンガード社の商品「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」)を知り、買い始めました。

次ページ倍ほどのリターンを得ている
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事