崖っぷちの共働き夫婦が家計を改善できたワケ お金オンチでもやりくり上手になる秘密兵器

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「2018年の共働き世帯の平均年収は約730万円」という国税庁の調査結果が出ていますが、実際は平均をかなり下回る家庭が多いそうです(漫画:『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦』より)
老後資金2000万円問題の不安が広がり、働き方改革で収入が増えない中、転職や副業などハードルの高い方法以外で、庶民が安心して暮らすのに必要なお金を貯めることはできるのか。
そんな課題に取り組んでいるのが、漫画家の二ノ宮との氏。お金オンチの二ノ宮氏と嫁ちゃんが、破綻寸前の家計を改善した実話を基に描いたコミックエッセイ『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦』より、抜粋してご紹介します(内容はファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが監修しています)。

30代前半の共働きながら、二ノ宮家の世帯年収は平均値より低い480万円。さらに嫁ちゃんの奨学金やカードのリボ払い、国保の滞納金など総額500万以上の借金が発覚し、万事休すの状態でした。お金にルーズで散財しがちな嫁ちゃんに慌てて節約を強制しても、家の中がギスギスするばかりで、二ノ宮氏は将来への不安と恐怖で押しつぶされそうだったと言います。

『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そんなとき、嫁ちゃんのリボ払いの失敗を描いた「本当にあったお金の怖い話」で「FROGGY×noteお金マンガコンテスト」グランプリを受賞。「日興フロッギー」でのマンガの連載が決まり、2人は著名なファイナンシャルプランナー・横山光昭さんの指導を受けて、本気で家計改善に取り組むことになったのです。

その結果、わずか1年半で借金を100万円以上減らして70万円も貯金し、毎月1万円ずつの積み立て投資まで開始。嫁ちゃんはおこづかいの範囲内でやり繰りできるようになり、夫婦ゲンカもなくなったとか。お金の管理が苦手な嫁ちゃんでも続けられた、ストレスフリーのおこづかい制とは?

使ったお金の総額を把握できない嫁ちゃんの不安

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