あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第12回)--ハワイへ、行こう、さあゴーよ

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週末は模擬試験、平日の昼間は職業訓練、夜は部屋に引きこもって、模擬試験でわからなかった箇所を覚えるという、地道な作業が始まりました。泥縄式は否めませんでしたが、合計4回の模擬試験で得点も6割近くまでアップ。ようやく少しは勝負になるかもしれないという、かすかな手応えはつかむことができました。

マルチライセンスへの道

公共職業訓練では目からウロコの収穫もありました。

資格は「一つ合格したらそれで終わり」というわけではないということに気づいたことです。健康保険法の「高額療養費」を教えてくれた先生は、なんと社労士、行政書士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー、DCプランナー、宅建主任者、管理業務主任者のマルチライセンス取得者でした。

先生だけではなく、職業訓練の女性運営スタッフも社労士、行政書士、ファイナンシャルプランナー、さらにパソコン関係の資格を持っている才女だったのです。しかも二人とも社会人になってから挑戦を始めたとのことでした。まだ試験を受ける前から、自分も将来はマルチライセンスを取得して講師業という選択もあるかなと、頭の片隅で取らぬタヌキの皮算用をしていました。

「高額療養費」は大切なセーフティネット

ところで「高額療養費」は、健康保険法の中でも難易度が高い項目です。03、04年度と2年連続して選択式に出題されたときは、多くの受験生が泣かされました。70歳未満と70歳以上で取り扱いが違い、しかも紛らわしい数字がこれでもかと出てくるためです。

でも、万が一のときに誰もがお世話になる可能性のある、医療のセーフティネットであり、択一式ではほぼ毎年出題される、試験のセーフティネットだということも忘れてはなりません。

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