嫌われる人の「話し方」 ドン引きの残念な共通点 久しぶりに会う人を知らずに不快にさせない為に
好感を持たれる挨拶の基本は、次の4つです。
(1)自分から先に挨拶する
「される」のを待つのではなく、自分から先に声をかけます。自分から挨拶をすれば、「あなたに心を開いています」という姿勢を示すことができます。
マナー講師の金森たかこさんは、著書『入社1年目ビジネスマナーの教科書』(プレジデント社)で、
「挨拶の『挨』には心を開く、『拶』には相手に近づく、という意味があります。あなたから心を開いて、先手で相手に近づくことが挨拶です」
と述べていました。
年上から、年下から、などと立場にこだわるのではなく、自分から感じのいい挨拶を心がけましょう。
(2)笑顔で明るく挨拶する
つまらなさそうに挨拶をすると、反感を持たれることがあります。ハキハキと明るい声で挨拶をしましょう(笑顔が苦手な人は、口角を上げると表情がやわらかくなります)。
(3)相手の目を見て挨拶する
視線を外しながら挨拶をすると、相手は「私のことが嫌いなのかな」「無理やり挨拶をしているのかな」と不安になります。
(4)プラスのひと言をつけ足す
挨拶のあとにひと言(ワンフレーズ)プラスすると、会話が進みやすくなります。
↓(ひと言プラス)
「おはようございます。先日はご連絡をいただき、ありがとうございました」
「笑顔で、相手の目を見て、自分から挨拶する」のが基本です。
「ほどよい敬意」が人間関係の潤滑油
相手の立場や年齢の上下で、態度を変える人がいます。しかし、役職や肩書、年齢は上下関係を示すものではありません。また、プライベートにビジネス上の関係をそのまま持ち込むと、人によっては強い嫌悪感につながります。
親しい間柄であれば丁寧語を使う必要まではないかもしれませんが、それでも「お互いが敬意を持つ関係」を心がけましょう。
また、人は、強すぎる命令を嫌います。
とくに、年下の人や立場の違う人に依頼する際は、「命令」のニュアンスではなく「確認」になるように心がけましょう。
↓
「食事をしながら、話を聞かせてもらってもいいかな?」
↓
「そのテーブル、6時までに片付けてもらえる?」
確認や依頼の形であれば、相手は気持ちよく行動に移すことができます。
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