嫌われる人の「話し方」 ドン引きの残念な共通点 久しぶりに会う人を知らずに不快にさせない為に
相手「最近、●●の調子が悪くて病院通いしているんですよ」
自分「そうなんですか。私も■■の調子が悪くて、体調が悪いと大変ですよね。●●はどうされたんですか?」
相手「■■ですか。私の場合は……」
良い例では、同調したあとに質問を返したことで、会話の中心が相手になっています。
もし、自分が会話の中心になっていたときには、話し終わったあとに、「あなたは?」と聞くようにします。
会話は、相手とつくり上げていくものです。インタビューやプレゼンなどをのぞいて、どちらか一方だけが聞き手、どちらか一方だけが話し手、という状況は避けるようにしましょう。
ただし、話にまとまりがなく、長く話す人もいます。
河野英太郎さんは、『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中で、そのような場合の「相手の感情を逆なでせず戦略的に話の腰を折るコツ」を3つのステップで提案しています。まとめた上で紹介します。
①「なるほど、○○なんですね」と話題に入る。
②「確認ですが、△△ということでよろしいですか?」と確認しながら相手の話を整理する。
③「なるほど、△△が□□ということですね! さて、話は変わりますが……」と話の内容を整理し、締めの一言を添える。
人は「話を聞いてくれる人」を好きになる
ここまで、
●ほどよい敬意
●丁寧さ
●相手の話をさえぎらないこと
●話したい相手から会話を奪わないこと
という5つのポイントを紹介しました。これらは、年上・年下にかかわらず、日ごろから気を付けていただくと、相手に不快感を与えずに、会話が盛り上がります。
話し方や伝え方といったコミュニケーションは、関係形成の第一歩です。
「こういう人にはこんなふうに言っておけばいい」などと高をくくって考えるのではなく、丁寧なコミュニケーションを重ねることで関係性が深まっていくのです。
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