嫌われる人の「話し方」 ドン引きの残念な共通点 久しぶりに会う人を知らずに不快にさせない為に

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とくに年上の相手とのコミュニケーションにおいては、「丁寧さ」が大切です。

目上の人に対しては振る舞いだけでなく、言葉の選び方から丁寧にすることを心がけます。

たとえば、祖父母との会話では、どうすればいいのでしょうか。茶道家の塩月弥栄子さんの著書『上品な話し方』(光文社)にヒントがあります。

「『おじいちゃんがいるおかげで……』、『おばあちゃんにはまだまだ教えてもらうことがいっぱいあるの……』などと、“頼られている” 実感を伝え、元気づけてあげましょう」

「若い人には、熟年者特有の心の動きを見極め、対処する義務があります。その温かい対処は、熟年者の心に張りを持たせ、喜びをもって受け入れられるにちがいありません」

丁寧な言葉づかいによって、相手への思いやる気持ちも伝えることができるはずです。

逆に使ってはいけないのが、

● 上から目線の言葉
● 良いか悪いかを評価する言葉

です。

「相手から見下されている」「相手は自分を評価しようとしている」と感じられる言葉は、相手の心を閉ざし、コミュニケーションの妨げになるので、気を付けましょう。

年下の人の話をさえぎらない

年下の相手とのコミュニケーションでは、「相手の話をさえぎらない」ことが大切です。会話のプロたちの本の中では、「割り込まない」「奪わない」という表現も使われていました。

意外に多くの人ができていないのが「話は最後まで聞く」「話を途中でさえぎらない」ことです。

ヤフー常務執行役員の本間浩輔さんは、『ヤフーの1on 1』(ダイヤモンド社)の中で、上司が部下の話を聞くのに集中することで、「(部下は)語ることによって、だんだん自分の考えが明瞭になり、深まっていく」と、最後まで話を聞くことのメリットについて述べています。

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