「遊んで学び友達作って稼ぐ」コミュニティの秘密 「宇宙とロボットの時代」はライフシフトが肝だ
本書では、ブランクを作ることは、その人のキャリアにとってマイナスには働かない、と解説されています。海外では、ブランクを作るのは一般的です。その間に勉強して、キャリアチェンジするケースもあります。
会社員でいることへの危機感
日本では、どうしてもそこに抵抗のある方が多いのですが、変わらざるをえないですよね。
私が起業した理由の半分以上は、会社員として働き続ける将来に危機感を覚えたからです。
これから個の強さ、個の力が重視されることになるであろう時代に、大企業で働き続けていると、社内でのキャリアアップはできても、会社から外に出たときに、使い物にならない人材になるのではないか。そこにリスクを感じました。
私はキャリアの最初、監査法人で会計士として働いていました。会計士が見ているのは、まずは人的ミスです。でもそれは、AIの機能が進化すればなくなっていきます。
一方で、経理上の不正も、仮想通貨が浸透すればすべて透明化されて、なくなっていくでしょう。周囲の人たちとは、「将来、会計士はいらなくなるんじゃないか」と10年前から話していました。そんな中で、会計士のスキルしかない自分に、非常に危機感を覚えました。
『ライフ・シフト2』でも、AI化によって50歳ぐらいで職を失う会計士の話が出てきますよね。
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