「遊んで学び友達作って稼ぐ」コミュニティの秘密 「宇宙とロボットの時代」はライフシフトが肝だ
有給や産休を増やすよりも、「子どもがいても働ける環境を作る」ということが大切で、実は、そのほうが喜ぶ女性も多いのではないかと思っています。選択肢がいろいろあることが大事ですね。
家族のような会社でも「成果主義」
弊社では、子どもがいながら働く人がほとんどで、会議にも子どもを連れてくるのが普通ですし、みんなでお互いの子どもを見ていました。「子どもが熱を出して会議に出られません」と言われても、普段見ていますから、「いいよ、お大事にしてくださいね」とみんなが思えます。
みんな仲はよく、家族のような会社ですが、成果主義でもあります。「私はこれをやる」と言った仕事を、きちんとやってくれればいいんです。自分の責任の範囲を、無理はしない範囲できちんと全うするなら、リモートでも、海外にいても構わないというスタンスでいます。
男性のロールモデルを作ってもいいですね。育児中の男性も多いので、いま、男性だけの子連れ座談会をやろうと企画中です。
朝5時に起きて、午前中に仕事を終え、午後は子どもと遊んでいるという男性がけっこう多いですね。もちろん仕事があれば午後も動いてくれますが、早起きすれば、十分スケジューリングできます。「時間をお金で買う」と考えて、家事代行に外注している旦那さんもいます。これも1つのロールモデルでしょう。
大企業も、少しは感覚は変わったかもしれませんが、やはり、海外に比べて、日本は、リモートになって効率が良くなったという人が少ない状況です。これまで成果以外のことで評価されてもきましたから、これからの時代、変わらなければいけません。
(構成 泉美木蘭)
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