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新庄剛志「部下のやる気を引き出す」掌握術の本質 破天荒なBIGBOSSの裏に正統派のマネジメント

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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ツイッターでは哲学的な言葉を発信

自身のツイッターでも、11月25日に「オープン戦で選手達でオーダー 監督を決め どうやって勝つのかを自分達で考えさせるプランを考えてます」とつぶやき、12月6日には「オープン戦 初戦の試合を(エースの)上沢監督でオーダーを組んでもらい戦ってもらいます」と発表。これも斬新なマネジメント手法であり、選手とファン両方に新鮮な風を感じさせるとともに、モチベーションを上げています。

また、12月3日には、「夢を掴む為にはまず周りに発信すること 人を笑顔にしたいなら自分が笑顔でいること 感謝されるには自分から感謝すること その場を楽しませるには、まず自分が楽しむこと 失敗しない為には失敗しない準備をしておく 何かをやってもらう方法はまず自分からやること」。9日には、「苦労が楽しくなるまで 苦労する事が 苦労なんだよね」と哲学的なツイートも発信。これも選手とファン両方に向けたメッセージであり、チーム方針を伝えるとともに、心をつかんでいる感があります。

新庄さんはこれら以外にも、選手個別のあいさつ時に「よろしく!」と笑顔でグータッチしたり、インタビュー時の「そうですね」禁止を提案したり、キャンプ中に「今日はクライマックス(シリーズの試合がある)なので話題は控えます」と配慮したりなど、破天荒というより、人間味あふれる姿を見せています。

監督就任会見のときから一貫している「全員に期待している」「人間性は大事。悪口を言わない、お礼が言える。そういう選手を育てていきたい」という言葉も含め、清宮選手が「ボスに心を操られているというか、これからそうなるんじゃないかなと思います」と語ったように、心酔する選手やファンが今後ますます増えていくのではないでしょうか。

新庄さんのマネジメントは破天荒に見えるかもしれませんが、掘り下げていくと、「部下とファンの心をつかもうとする」という意味で極めて正統派なものに見えるのです。

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