日本企業が「GAFA+X」に謙虚に学ぶべき7大教訓 「本書は2022年を生きるヒントが詰まっている」
2022年を読み解く「予言書」
パンデミックが起きたことで、本来なら10年かけて起きるデジタルへの変化が、1年で促進されました。もちろんアメリカのほうが早いのですが、その流れは、日本にも襲い来るでしょう。『GAFA next stage』は、2022年を読み解く「予言書」としての価値が高いですね。
前作は、GAFAが一方向に支配を強めていることが書かれていましたが、今作は、減っていく消費、増えていく消費、大学がディスラプターに侵食されていく現状など、複数の重要トレンドが示されています。ここをきちんと理解すると利用価値が高くなります。
コロナが収束に向かえば、売り上げ増加に向けてマーケット研究は各社で急務になります。2022年は新しいスタートとしての重要な年になるはずです。
自社がGAFA+Xに侵食される側なのか、そうでないのかは、本書を読めばわかります。昨日と今日は何も変わらない。しかし、水面下では極めて大きな変化が起きており、強大な会社が多くを飲み込んでいる姿が描かれています。自社に危機感を覚える方も多いかもしれません。
ただ、半年先に起きる危機がわかれば、対処方法がわかります。マーケットが消滅してから気づくより、本書から予測することが極めて重要ですね。
そういった視点から、本書から読み取れる「日本企業がGAFA+Xに学ぶべき7つの教訓」を今日はご紹介したいと思います。
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