500人に1人がコロナ死でも「株価爆上げ」米国の闇 怒れる教授が「GAFA+Xはヤバい」と警告する訳

「500人に1人が亡くなる疫病」でも株価が上がる不条理
約2年にわたる新型コロナのパンデミックも、ワクチンが行き渡ったことで、ようやく落ち着いてきた感がある。今後また感染者数が増える可能性はあるが、日本では以前のような日常生活が戻りつつある。一方で、もう元にはもどらないこともたくさんあるだろう。
この世界的なパンデミックで最大の被害を出したのはアメリカだった。
2021年11月半ば現在、アメリカにおける新型コロナによる死者は約75万人。第二次世界大戦、ベトナム戦争、朝鮮戦争の犠牲者の合計を上回る数字で、国民の500人に1人が亡くなった計算になる。
人々がパニックにおちいったのも無理はない。感染が拡大していたとき、テレビのニュースから流れていたニューヨークの悲惨な映像に戦々恐々としていたのを思い出す。
しかしその背後で、経済は一時的に落ち込んだものの、すぐに回復して株価は史上最高レベルに達した。旅行やエンターテインメントなど、事業そのものが実施不可能となった業界もあるが、GAFAをはじめとする巨大テック企業はむしろ絶好調だ。
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