もはや「値上げ祭り」日本の激安生活が終わる日 節約の味方まで値上げ、どう対抗するべきか

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他方の「その都度安いもの買い」は、地元のスーパーやドラッグストアに徒歩などで気軽に行ける環境の人に向いている。予算は日割りにして金額内に収めるのが原則。メリットは、日替わりでセール品が買えることだが、安さに目を奪われ必要以上に買いすぎる落とし穴もある。それを防ぐためには、予算に対し何品買えるかのイメージを持つことが大事だ。

もし食費の予算が月5万円で、うち米・調味料代が5000円とすると、1日当たりに使えるのは約1500円。もし、カートに10品入っていたとすると、すべてが150円以内でない限りは買いすぎとなる。安いからという理由だけでカートに入れたものは棚に戻そう。

食費に入るもの・入らないものを見直してみる

ひと口に食費と言っても、その中身は家庭によって違う。いちばん多いのは、外食費を含むか含まないか。コロナ禍で外食が激減した家も多いだろうが、そのぶんテイクアウトなどが増えているかもしれない。純粋な食費なのか、外食やその代替えとしてのテイクアウトも含んだ金額なのか、一度仕分けしてみるといい。

外食が多いなら、それは日々の買い物と別立てに管理したほうがいいだろう。外食をレジャー費や交際費のほうで賄えば、コロナで食費がどんどん増えたと嘆かずにすむ。

もう1つは、アルコール類をどう扱うかだ。これは嗜好品で、厳しめに言えば食費ではないという考えもある。夫婦ともが晩酌が好きなら、嗜好品はお互いの小遣いから出し合うのもひとつだろう。スイーツやお菓子をついつい買ってしまう人も、それは嗜好品なので食費ではなく小遣いから出すというルールにすると、そのぶん食費が楽になる。

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