また、ウインドシールドデアイサーやリアヒーターダクトなどが備わる「寒冷地仕様(3万4100円~5万7300円)」も選びたい。ハイブリッドモデルでは、PTCヒーターも備わるほか、全車にステアリングヒーターがプラスされるため、冬季の快適さが段違いなのだ。
さらに「G”X”」グレードでは、寒冷地仕様は5万7300円ともっとも高額になるが、ステアリングヒーター付となることでウレタンから本革巻ステアリングとなり(ついでにシフトノブもなぜか本革巻となる)、ドアミラーもヒーター付になるため、「G」との装備差がさらに縮まるという点も見逃せない。
そのほかのメーカーオプションは?
ほかには、「Z」と「S」グレードのみの設定となるが、ディスプレイオーディオの9インチ化は2万8600円とリーズナブルなため、ぜひとも選んでおきたい。さらに4スピーカーが6スピーカーになるオマケ付きでコストパフォーマンスは非常に高い装備と言えるだろう。
あとは個人の好みになるが、「Z」と「S」グレードには11万円で大型のパノラマルーフを装着できる。前席から後部座席までをカバーする大型パノラマルーフは、解放感も大きく、SUVというキャラクターとの親和性も高い。また、パノラマルーフは売却時にプラス査定となることがほとんどなので、興味があるのであれば選んでおいて損はない装備だ。
最終的にまとめると、2WDのガソリン車で少しでも安く乗りたければ「G”X”」、充実した装備が希望なら最上級の「Z」となる。また、Zを選べば、ガソリン車もハイブリッド車も選べ、駆動方式もハイブリッド車なら2WD・4WDを選択可能となる。ただし、これは中間グレードの「S」の生産がKINTO向け優先となっている現状というのが条件だ。グレード構成はシンプルなので、条件や必要装備を絞っていけば、意外と自分に合ったモデルが見つかりそうだ。
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