カローラの販売実績、知られざる車種別の内訳

ワゴンが最も売れているが併売の先代も根強い

トヨタ自動車「カローラ」シリーズ。安定的な販売を続ける各車種をご紹介します(写真:トヨタグローバルニュースルーム)
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トヨタ自動車「カローラ」シリーズが安定的な販売を続けている。

12代目に当たる現行カローラシリーズは2018年6月に5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」がまず登場。その後、4ドアセダン「カローラ」、ステーションワゴン「カローラツーリング」が2019年9月にそれぞれ追加された。同時に、5ナンバー車の必要性を感じる顧客に向け、前11代目に当たる4ドアセダンの「アクシオ」と、ステーションワゴンの「フィールダー」も今日なお併売されている。

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現行カローラスポーツは、従来の「オーリス」に代わる車種といえ、欧州での販売を主力に4ドアセダンやツーリングよりやや車体の横幅が広い設定だ。4ドアセダンとツーリングは、前型まで5ナンバー車だったので、プリウス程度の車幅に抑えるとの視点で、設計された3ナンバー車である。

車種別に最も売れたのはツーリング

それらを総合して、カローラとして国内販売実績が示され、日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位で、2021年8月は、7108台を売って5位の成績だ。ちなみに前月の7月は、9242台で3位である。1位は同社の「ヤリス」(ハッチバックの「ヤリス」「ヤリスGR」とSUV「ヤリスクロス」の合計)に譲るが、それでも12代目登場から3年、セダン、フィールダーのフルモデルチェンジから2年を経たカローラへの顧客からの盤石な支持は、まさに兜を脱ぐというところではないか。

(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

そこでカローラ販売の内訳が知りたくなり、トヨタ広報の協力を得て細かく動向を調べた。8月の登録台数は、広報部調べでは合計6990台となる。自販連の統計数と若干異なるのは、端数を切り落とした数値であるからだろう。およそ7000台前後と見れば間違いない。

このうち、車種別で最も売れたのはツーリングで、2930台となり、約42%を占める。近年のSUV人気によって、ステーションワゴンの選択肢が限られている。そのなか、4ドアセダンと同様の乗り味や乗降性で、荷物をより積めるステーションワゴンに対する根強い人気をうかがい知ることができる。

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