それ以外のユーザーにおすすめのグレードだが、まずグレード間での価格差を見ていくと、「G」と「S」の差額が16万円、「S」と「Z」の差額が24万円となる。この価格差は、ガソリン車とハイブリッド車ともに同じだ。
「G」以下と「S」の価格差は、主に内外装の違いに表れている。「G」以下では、グリルやバンパー、ウインドウフレームなどがブラックになるが、Sでは塗装やメッキが施され、アルミホイールが標準装着になる。さらにメーターがオプティトロン+7.0インチTFTカラーとなる点、ルーフレールが備わる点などが大きな違いだ。
一方、「S」と「Z」の違いは、17インチホイールが18インチへと大径化し、灯火類が専用デザインとなる点、そのほかシート表皮が本革とファブリックのコンビとなり、パワーシート化がなされる点、ハンズフリーバックドアが標準装備となる点など、意外と大きな違いが存在する。
また、中間グレードの「S」については、2022年2月まではトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」向けの車両のみが先行生産される予定となっているため、現時点でカローラクロスを狙うのであれば、最上級グレードの「Z」がオススメということになるだろう。
つまり、グレードに関して言えば、もっともベーシックな「G”X”」か、もっとも高級な「Z」と2択というのが現状の選択肢と言えそうである。
メーカーオプションはどれを選ぶ?
最後に検討したいのがメーカーオプションのチョイスだ。メーカーオプションは、あとから追加で装着できないものが中心となるため、事前にしっかり検討したいもの。
そんなメーカーオプションの中でも、ハイブリッドモデルを選ぶのであればマストで装着しておきたいのが、「アクセサリーコンセント(4万4000円)」だ。AC100V・1500Wの大容量に加え、非常時給電システムも備えているため、有事の際には心強い装備となるだろう。もちろん、アウトドアレジャーなどの際も電化製品が使えるというのは大きなアドバンテージになるはずだ。
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