「MAZDA 3/CX-30」発売2年で明暗わかれた理由

販売台数の変化に見るマツダSUV戦略の是非

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マツダが「新世代商品」として発売しているのが「MAZDA3」と「CX-30」、そして「MX-30」だ。MAZDA3は2019年、CX-30は2020年、そしてMX-30は2021年と連続してデビューしている。今回はデビュー後2年となるMAZDA3と、1年後となるCX-30の成績を振り返りたい。

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マツダの新しい時代を担う“新世代商品”の第1号として、MAZDA3は2019年5月24日より日本国内での発売が開始された。

MAZDA3という名は国内初だが、先代まで「アクセラ」と名乗っていたCセグメントのハッチバック/セダンがフルモデルチェンジにより名称変更を行ったもので、そのルーツは昭和の時代に大ヒットした「ファミリア」にある。

新世代商品と銘打つだけあって、デザインやメカニズムが大幅に進化しているのが特徴だ。2020年の「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなど、特にデザイン面での評価が高い。

シンプルかつモダンな印象のデザインは、「日本の美意識に基づく引き算の美学」から生まれたとマツダは説明する。

「MAZDA 3 ファストバック」のエクステリア(写真:マツダ)
「MAZDA 3 セダン」のエクステリア(写真:マツダ)

また、圧縮着火を基本とする先進の「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を実用化した「スカイアクティブX」エンジンを採用したのもMAZDA3のトピック。新世代を謳うように、マツダの最新技術が惜しむことなく投入されているのだ。

ボディ形状はハッチバックとセダンの2種類があり、そこに1.5リッターと2リッターのガソリンエンジン、1.8リッターのクリーンディーゼルエンジン、そして2.0リッターのスカイアクティブXエンジンという4種のパワートレインを搭載する。

先代のアクセラにラインナップされていたフルハイブリッドはなく、オルタネーター(発電機)をアシストと減速エネルギー回収に使う、マイルドハイブリッドを使う。価格は約220万~370万円だ。

スタートダッシュは好調だったMAZDA3

まずは、MAZDA3の販売成績を振り返ってみたい。

デビュー直後となる2019年6月の販売ランキング(軽自動車を除く、自販連調べ)に、MAZDA3は36位(1591台)で初登場する。そして、翌7月は23位(3668台)に順位をアップ。この時点で、マツダ車としてはランキングトップに。そして8月に16位(3916台)、9月に11位(7533位)と順調に販売を伸ばし、7月から9月までマツダ車トップが続いた。

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