「最近どう?」と聞く人との話がおもしろくない訳 どう切り出したら?質問力こそが話下手を救う
「話しやすい」「信頼できる」という人がいる一方で、「話しづらい」「この人は本当に話を聞いてくれているのだろうか」「感じが悪い」と思われてしまう人もいます。話の内容に大きな差がなくても、印象には差がついてしまう。会話で損をしている人は、ある共通点を抱えています。
「話し方」「伝え方」について書いたベストセラー書籍100冊を分析し、皆が「重要だ」と言っているポイントをまとめた新刊『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者の1人である藤吉豊さんが、100冊の書籍に書かれてあった内容をもとに、いい質問とコミュニケーションのコツを解説します。
話下手の方は、まず「質問」を磨けばいい
仕事において、
「齟齬なく円滑に進めたい」
「重要な情報を、一度で全部聞き取りたい」
と、誰もが一度は思ったことがあると思います。また、
「あの人と親しくなりたい」
「とにかく間を持たせたい」
「あの人のだらだらした話を切り上げたい」
など、コミュニケーションにおけるちょっとした悩みは尽きないものです。
今回、「話し方」「伝え方」の名著を100冊収集し精読したところ、こうしたコミュニケーションの課題や悩みに対して、有効な方法が紹介されていました。
それは「質問」です。
いい質問には、
●「あなたに関心がある」という姿勢を示すことができる。
●疑問点、不明点が明らかになる。
●内容の確認ができる。
●相手に気持ちよく話してもらえる。
●相手の話を「広げる」「進める」「深める」ことができる。
広げる…「ほかに、どのようなことをされていますか?」
進める…「それで、どうなったのですか?」
「それから、何があったのですか?」
深める…「どうして、そう思ったのですか?」
「なぜ、そうしたのですか?」
●疑問点、不明点が明らかになる。
●内容の確認ができる。
●相手に気持ちよく話してもらえる。
●相手の話を「広げる」「進める」「深める」ことができる。
広げる…「ほかに、どのようなことをされていますか?」
進める…「それで、どうなったのですか?」
「それから、何があったのですか?」
深める…「どうして、そう思ったのですか?」
「なぜ、そうしたのですか?」
といった効果があります。
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