「最近どう?」と聞く人との話がおもしろくない訳 どう切り出したら?質問力こそが話下手を救う

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〈クローズドクエスチョンのメリット〉
●相手の考えや事実を明確にできる。
●回答をすばやく得ることができる。
●相手が答えやすい。
〈デメリット〉
●会話が広がりにくい。
●多用すると、相手は尋問されているように感じる。
●相手は提示された選択肢の中から回答するので、新しい発想が生まれにくい。

相手から「より多くの情報」を引き出したい時に

一方、オープンクエスチョンは、「はい」「いいえ」などの選択肢がなく、相手が自由に答える質問です。

質問「映画『○○○○』のどのシーンが印象に残っていますか?」
回答「主人公が真実を告白するシーンです」
質問「たしかに、あのシーンはよかったですね。結末についてはどう思われましたか?」
回答「意外でした。いろいろな解釈ができますよね」
質問「どのように解釈されましたか?」

オープンクエスチョンを使うと、相手の気持ちや考えを具体的に知ることができます。相手から「より多くの情報」を引き出したい場面で有効です。

〈オープンクエスチョンのメリット〉
●会話が広がりやすい。
●たくさんの情報が得られる。
●相手への理解が深まる。
●相手が自由に考えて発言するので、新しい発想が生まれやすい。
〈デメリット〉
●最初の質問に用いると、相手が言葉に詰まることがある。
●どんな回答が返ってくるかわからないため、質問者のスキルが問われる。
●答えが返ってくるまでに時間がかかる。
●難しい質問をした場合、回答者が返答に詰まってしまう(会話の流れがストップする)。

オープンクエスチョンでは「5W1H」(いつ・どこ・誰・何・なぜ・どうやって)を頭に置いて質問をするのが基本です。

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