誰でも「30分」で絵が上手く描ける!超簡単3秘訣 「苦手な人」も即上達!全米人気講師の凄いワザ

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

最後、3つめのポイントは、「Hack=小ワザ」を使うことです。

【3】「Hack=小ワザ」を使う

簡単な「『設計図』を描く」こと、「速く描く」ことは、楽しく絵を描くための「賢いやり方」です。それに加えて、もう1つ忘れてはいけないのは、「Hack(ハック)=小ワザ」を使うことです。

「Hack」などというと、「コンピュータのセキュリティーシステムに侵入すること」などを連想するかもしれません。しかし最近、「Hack」という言葉は、「面倒な問題を賢くすばやく解決する方法」、つまり「知っておくと便利なちょっとした小ワザ」を意味するようになりました。

「コインで円を描く」「クレジットカードでまっすぐな線を引く」「自分の小指や親指をなぞって、楕円を描く」など、『誰でも30分で絵が描けるようになる本』に掲載している25のレッスンには、誰でも簡単に使える「小ワザ」をたくさん盛り込んでいます。

コインやクレジットカードを使った「小ワザ」で円や直線もきれいに描くことができる(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)

「小ワザ」を使うからといって、けっしてズルをしているわけではありません。マグカップで円を描くのも、ただ道具を使っているというだけで、邪道でも何でもありません。

場所を選ばず、「描きたいとき」に描けるようになる

「絵の描き方を学ぶのは、とても時間がかかるのでは?」と思いこんでいる人も多いようです。「フルーツを盛った皿と何時間もにらめっこする」とか「美術館で半日近くかけてスケッチする」とか想像しているに違いありません。

もちろん、そういうやり方もあると思います。しかし、絵が描けるようになるためには、膨大な時間も、特定の場所も必要ではないのです!

そこでわたしは、どんな人でも「あっという間に絵が描ける実践的な方法」を考えてみました。今回紹介した「3つの基本ポイント」を身につけたら、場所を選ばず、描きたい気分になったときにはいつでも、「30分で作品を描き上げる」ことができます

絵は描いてこそ楽しめるものですし、描くことで創作意欲も高まっていきます。「これまで絵なんてまともに描いたことがない」という人でも、もちろん大丈夫です!

ぜひ「3つの基本ポイント」を身につけて、「絵を描く楽しさ」を実感してみてください

(翻訳:井上麻衣)

マーク・キスラー 画家、アーティスト、絵画講師

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Mark Kistler

画家、アーティスト。世界で最も人気のある著名な絵画講師のひとり。アメリカの大人気番組『マーク・キスラーのイマジネーション・ステーション』の司会を長年務め、優れたテレビ番組、テレビ業界の功績に与えられる、最も権威ある文化賞のひとつ「エミー賞」を受賞。15歳のときに、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』に触発され、「子どもたちに絵を教えること」をライフワークとしてスタート。現在も毎年、全米各地の学校を訪れ、数万人の大人や子どもに向けて「3Dの絵を描く」教室や、家族向けワークショップを開催している。著作は、ドイツ、ロシア、中国、韓国、ポーランド、ウクライナなど世界中で翻訳され、累計100万部を超える。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事