ヒットが出ない人に教えたい「リサーチの仕方」

ただ闇雲に情報を集めて満足していませんか?

そして、成果をバンバン出している社内の先輩から教えを乞いました。とにかくビジネスの現場で成果を上げることだけに特化した調べ方を徹底的に磨き上げたのです。

その中で見出したのが、ヒットを生み出すリサーチの「2つの視点」だったのです。この視点を持つことで、高確率で商品やサービスをヒットさせられる、いいスタートを切れることがわかったのです。その視点というのが以下の2つです。

 視点① ターゲット:商品やサービスを買ってくれるお客さん
  視点② セールスポイント:買い手(=ターゲット)の「買いたい欲求」に刺さる商品やサービスのポイント

ヒットしている商品は、適切な「ターゲット」と「セールスポイント」が明確に設定されています。一方、売れない商品は、「ターゲット」がズレているか、「セールスポイント」がズレているか、その両方がズレていることが多いことがわかりました。

だからこそ、適切な「ターゲット」「セールスポイント」を明確にするためのリサーチ手法を突き詰めたのです。そして、「ターゲット」「セールスポイント」を明確にするためのフレームワークを開発するに至りました。

なんとなくの感覚で「仮説」を立てる

次図が、「ターゲット」と「セールスポイント」を明確にするリサーチのフレームワークです。

まず、Step1で「なんとなくの感覚」で構わないので、「ターゲット」と「セールスポイント」がどのようなものか「仮説」を出します。仮説がない情報収集は無駄打ちになります。ここで出した仮説から、リサーチによって「明らかにしたいこと」を設定し、リサーチの「手段」を決めていきます。

次に、Step2のようなサイクルで、その仮説を検証・ブラッシュアップします。具体的には、商品やサービスに関わる「最新の情報」に絞って調べます。職場の机でパソコンを開いたりして調べる「デスクリサーチ」、実際に商品が並べられている現場に赴いたりサービスを体験したりする「フィールドワーク」があります。これは1人でもできるリサーチです。

次ページ「なんとなくの感覚」を明確にするには
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