異例すぎる「NASA出身コーチ」が結果を残せたワケ ゴルフをロジカルで科学的なスポーツに変えた
ゴルフを科学的に分析
プロゴルファーとしては日の目を見ることはありませんでしたが、ユニークな経歴からコーチとして成功したのがデイブ・ペルツです。彼はインディアナ大学のゴルフ奨学生で、物理学の専攻でした。
同年代のジャック・ニクラウスと学生時代に22回対戦したことがありますが、残念ながら1度も勝てませんでした。大学卒業後にプロゴルファーの道には進まず、NASAで働きはじめました。
当時の指導者のセオリーからすれば、経歴がある人やプロゴルファーが指導者になるというのが一般的でしたが、プロゴルファーの経験がない人がゴルフティーチング界に入り込んで来ました。
ペルツは物理学の素養を活かしてゴルフに関するさまざまなデータを取り、科学的に分析することで、ゴルフをロジカルで科学的なスポーツに変えてしまいました。だからこそ、フィル・ミケルソンはペルツを頼ったのでしょう。


















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