このカップルが家事育児分担でもめる原因には、キャパオーバーだけではなく、お互いの家事への取り組み方の違いもあります。
家事をためずに小まめに片付けたい由梨さんと、多少ためても気にならないべネッサさん。最近、由梨さんは「早く片付けたいと自分が動きすぎるのもよくないと気づいた。どこかで線引きして、目をつぶるところは目をつぶる。家がぐちゃぐちゃでもしょうがない、と諦めたら気持ちが少し楽になった」そうです。
こうして同性カップルである2人の生活の詳細を見ていくと、家事育児への考え方や取り組み方は、「性別」ではなく「個人差」が大きいと気づいた方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、「男性だからできる・できない」「女性だからできる・できない」と性別でくくりすぎてしまうと、問題の本質からずれることもあるのです。
大事なことは…
大事なのは、家庭での役割分担は「性差」ではなく「個人差」で決めること。もめがちなときは、お互いの努力不足ではなくて、キャパオーバーをまず疑うこと。キャパオーバーになってお互いにキツくなってしまった場合、落ちついてから話しあって誤解を解くこと。このご家庭では、それを悪戦苦闘しながらもなんとか実行しているのだな、と感じました。
というわけで、今回のつかれないヒントは……
↓産後のケンカはある程度はしょうがない!
でも、せめてお互いに
「チーム内ケンカ」ということを意識しよう。
ちなみに、この婦婦(ふうふ)を以前取材した記事はこちらです。「結婚、妊娠の経緯」「オランダ出産事情(産後ヘルパーなど)」「家事育児分担」「オランダの働き方事情」、こちらも興味深いので、よかったらぜひ読んでくださいね。
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