高い山より危険!流行する「近場で登山」のリスク 秋の山で遭難しないための「7つの鉄則」
□登山計画書の提出、もしくは行き先、帰る時間を書いた紙を家族や職場に残しておく(メールなどで送っても可)
□体調を整えておく
□十分な睡眠をとる
□前日、当日は炭水化物中心の食事を
□前日は生ものは絶対に食べない
□底が滑りにくい靴と替えの靴ひも
□雨具(レインウェア)
□ヘッドランプと予備の電池
□防寒具
□水分
□登山地図やGPSなどのアプリを入れてあるスマートフォンと充電器
□非常食(カロリーが高く日持ちするもの)
□薬類(ばんそうこう、消毒液や鎮痛剤など)
□健康保険証のコピー
日帰り登山での飲酒は自殺行為
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「休みが取れない」などの理由から体調が悪くても強行する人がいる。
病状が悪化し、事故につながるおそれがある。
新型コロナの場合、症状が軽かったり無症状で発症に気づかず登ると周囲の感染リスクが高まる。
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目印に気づかずに間違ったルートを進むことはよくあること。
ただし、間違えた場合は必ず地図を確認し、元の道に戻ること。
低い山だから、そのうち登山道に出ると思いそのまま進むと帰れなくなるので要注意!
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低い山でも短パン、サンダル、スカート、ヒールなどの軽装はNG。
薄着では雨が降って濡れたら夏でも低体温症になるおそれがある。
転んだときにひざやひじをケガしたり、マダニや毒を持つ昆虫に刺される危険も。
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山頂や見晴らしのいい場所で飲酒している人を見かけるが絶対にダメ。
キャンプをしたり、山小屋に泊まらない日帰り登山での飲酒は自殺行為。
車の飲酒運転と一緒だ。下山時、転倒したり、迷ったりするおそれがある。
飯田邦幸さん/日本山岳救助機構(jRO)社員。日本山岳会理事。山岳ガイド協会公認登山ガイドステージ2、日本スポーツ協会山岳コーチ2などの資格を持つ。安全で事故のない登山と万が一の事故、遭難したときの対処を教える。
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