「成城石井」の買い物袋にある「メロン箱」の意味 「ロゴと買い物袋」に知られざるエピソード
企業のロゴや買い物袋、包装紙のデザインには、色々な意味や企業の思いが込められています。「成城石井」の顔とも言える、ロゴや買い物袋のデザインにも知られざるエピソードがあるとか。そこで、ロゴ&紙袋に秘められた思いを掘り下げていきたいと思います。
成城石井のロゴと買い物袋のメロン箱の秘密
ロゴと土地の関係
まずはロゴの誕生秘話から。
どんな経緯で現在のデザインができあがったのか、執行役員でコーポレートコミュニケーション室室長の五十嵐隆さんに取材させてもらったところ、成城石井のロゴには、創業地である東京・成城の土地が関係しているそう。
「成城は、成城学園の学園町であり、撮影スタジオなども近い土地柄。そのため、成城石井の創業当時から学校の先生や経済界の重鎮、文豪、映画監督、俳優などの多くの文化人が集まる街でした。その方々こそ世界を飛び回り、舌も目も肥えた、本物の味や価格に厳しいお客様でした。
成城石井は、そんなお客様たちが醸し出す文化の香り、フラットな街の雰囲気の中で、お客様に育てていただいたからこそ、独特の品ぞろえやサービスを実現してまいりました。そういったフラットでモダンな街のイメージが、この成城石井のロゴには表現されています」(コーポレートコミュニケーション室室長の五十嵐隆さん・「」内同)
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