【産業天気図・鉄鋼】車・電機需要上向き設備再稼働続々、後半は原料高受けた価格交渉が懸念材料

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 ただ、業界では原料炭、鉄鉱石とも大幅な値上がりが進んでいる。鉄鉱石は4~6月期に倍増、7~9月も2割強値上がりする見通し。原料炭も4~6月で55%上昇、今後も1割強値上がりしそうだ。

原料価格上昇を受けた製品価格への転嫁は、ひも付きと呼ばれる大口需要家向けの契約が自動車向けの価格交渉などで難航しつつも、半期25%程度の引き上げで落ち着く見通し。店売りでは春から鋼材価格の引き上げが進んでおり、あらゆる鋼材価格が上昇している。

特に主要用途先の建設需要が冴えないH形鋼も、減産による在庫抑制も効き価格引き上げにこぎ着けた。電炉業界でも製品値上げが進んだ。ただ、製品価格は足元天井を打ったもよう。中期でみれば、原料高による収益悪化、価格転嫁を強引に進めれば需要減退を招き、数量減も懸念される。

(山内 哲夫=東洋経済オンライン)

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