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日本人もやりがち!過度な序列重視の落とし穴 都合の悪い情報が上司の耳に入らない根本理由

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資格や経験年数の強調もまた、権力の勾配をまわりに知らしめるために使われる。

❖「ここには君より私のほうが長くいる」
❖「私は〇〇大学の出身だ」
❖「私は認定された技術者だ」

権力の勾配については、大きくするのではなく小さくすることに努めるべきだ。それには次のような行動をとるといい。

・物理的、感情的を問わず、分断するのをやめて、垣根を越えたつながりをつくる。
・誰かに対して、あるいは誰かのために何かをするのではなく、誰かと一緒に何かをする。
・権威を強化するのではなく、権威を弱める。
・批判ではなく、観察したことの描写を心がける。

権力の勾配を小さくするための言葉

例をあげよう。まずは、よくない言い方だ。

❖「君に決めてもらう必要がある」(決断の押しつけ)
❖「これは君にやってもらわないと」(決断の代行)

これは、次のような言い方に変えてみてほしい。

❖「これについて一緒に決めてもらいたい」(決断の共有)

子供の躾を例にあげると、

❖「ちゃんと靴紐を結ばないなら……」(行動の強要)
❖「さあ、靴紐を結ぶね」(作業の代行)

ではなく、次のように変えるといい。

❖「靴紐を結び終わったら、一緒に出かけられるね」(行動の共有)

次の例ではどうか。

❖「私は黒帯の師範だ。君の資格は何だ?」
❖「私は25年これをやっている。君はこれを始めて何年になる?」

こうした言葉に代えて、次のような発言を心がけてほしい。

❖「ここでは君の意見が重要だ」
❖「君の新鮮な目が新たな視点をもたらしてくれると思っている」
❖「君の経験が、われわれの決断にきっと役に立つ」

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