認知症も予防可能「ゴルフで体を健康にする」コツ とくに重視しているのは「正しい姿勢」の獲得

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健康維持に役立つゴルフの楽しみ方を解説します(写真:8x10/PIXTA)

東京オリンピックが開幕した。柔道、競泳で早くも金メダルを獲得、新競技のスケートボード・ストリートでは男子の堀米雄斗が初代金メダリスト、女子は13歳の西矢椛が日本選手史上最年少で金メダル、16歳の中山楓奈が銅メダルを獲得するなど、日本中を沸かせてくれている。

日本開催なのに無観客なのが残念だが、テレビ観戦はいつものオリンピックと同じ、と思って見たい。

筆者の経験だと、始まったらあっという間に終わるように感じるのがオリンピックだが、期間中に何があるか分からない。開幕したとはいえ、新型コロナウイルス感染者数は増加している。油断はできない。パラリンピックも控えている。

オリンピックで日本選手が活躍すると、子どもたちをはじめ、スポーツ熱が上がるのは、これまで必ずといっていいほど見られた。今回はまずスケートボードが有力候補になりそうだ。

健康維持の観点で見直されるゴルフ

大人だって、高齢者だって、できればスポーツをやりたいのだろうが、時間が、体力が、とあきらめがちになる。筆者も還暦を過ぎると、大学までやっていたバスケットボールをやりたくても、たぶん5分と走れないだろうし、3ポイントシュートは届かないだろう。

スポーツ庁が発表した令和2年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、成人の週1日以上のスポーツ実施率は59.9%なのだが、最も低いのは男女平均で40代の52.8%、次いで50代の54.2%、高いのは70代の74.8%、次いで60代の65.1%だという。実施スポーツのトップ10にゴルフが入っている。60代以上での実施率が高かったということだろう。

オリンピック競技の中で、ゴルフは何歳になっても多くの人ができるスポーツといえる。そして、健康維持のためにも見直されている。7月中旬、横浜市で行われた一般社団法人日本健康ゴルフ推進機構(JHGP)の小森剛会長が主宰する健康ゴルフ体験教室に行ってみた。

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