若くして「白髪が多い」人が知らない4つの要因 諦めずに生活習慣を変えれば改善の余地はある

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腎臓は主に、血液の中からカラダに必要なものと不要なものをより分けて、不要なものを尿として排泄する役割を担っています。そのため腎臓には、日々、大量に送り込まれる血液の状態を感知するセンサーが備わっています。ですから、腎臓の機能が衰えると、血流が悪くなります。さらには、腎機能が衰えた状態が長く続くと、貧血になってしまうこともあります。その結果、白髪が増えてしまうのです。

東洋医学でも「腎(じん)」は、生命エネルギーを蓄える大切な場所と考えられています。血液の状態を管理しているのが腎臓ですから、それも当然ですね。

そのため東洋医学でも、腎が衰える「腎虚」という状態が白髪を招くといわれています。

ただ、そうは言っても腎臓は、胃腸などの消化器官とは異なり、機能が衰えていても気づきにくい。だからこそ、白髪に悩む人には、正しく腎臓をいたわってほしいのです。

やっぱり「ストレス」が大敵!

さらに、全身の血流を衰えさせ、「血流不足」を招く大きな原因がストレスです。

私たちが意識しなくても、血液の流れや食べものの消化、そして代謝活動など内臓全般の働きをコントロールしているのが自律神経です。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、活発に動くときや緊張状態にあるときは交感神経が優位になり、休養したりリラックスしたりしているときは副交感神経が活性化します。

血流に関していえば、交感神経が優位になるとカラダは緊張し血管は収縮します。その一方で、副交感神経が活発になると、緊張がゆるみ末端の血管が拡張します。

だからといって白髪の改善のためには、副交感神経ばかり優位になればいいかというとそれは違います。人間のカラダでは、日中は交感神経が、そして夜になると副交感神経が優位になり、この2つがゆるやかに入れ替わるのが、自律神経が整った状態であり、血流もスムーズになります。

通常は、交感神経が瞬間的に興奮しても、すぐに副交感神経が働いてバランスを整えます。

しかし、強いストレスがかかったり、ストレス状態が長く続くと交感神経優位の状態が収まらず、毛細血管が収縮したままになります。すると、頭皮の血流が衰えて、酸素や栄養分などが毛根に届きづらくなります。そして、白髪などの髪の毛のトラブルにつながるのです。

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