とくに日本は、電磁波が強く出る傾向にあります。日本のコンセントはプラス、マイナスの2つの穴がありますが、海外の多くの国では、それに加えて「アース」という穴があります。このアースから電磁波が逃げているので、海外では日本ほど電磁波が周囲に飛び散らないのです。
「アーシング」という言葉を聞いたことはありますか? アーシングとは、靴や靴下を脱いで地面の上を裸足になって歩くことを指します。アーシングをすることで体内の余分な電気が地面に逃げていくため、カラダの不調が改善されたという報告例もあるくらいです。
白髪を招く要因④ スマホ・PCの長時間使用
また「スマホやパソコンの画面を、1日中見続けるのが当たり前」という生活習慣も白髪が生えやすくなる理由の1つです。
スマホやパソコンから発生する電磁波はもちろん、画面を見るときにどうしてもうつ向きがちになるのが、髪によくないのです。
首が少しでも前傾して筋肉に負担がかかると、頭部に送られる血流が低下すると言われています。そして頭皮の血流が悪くなり、白髪の原因となるのです。
このように現代のライフスタイルでは、「白髪が生えやすくなる体内の環境」を招く要因があちこちに存在しています。
でも私は、白髪の改善のために「昔の生活スタイルに戻しましょう」と提案しているわけではありません。現代生活の便利な点は享受しつつ、どんなことが白髪の原因になるかを知って、できるやり方で避けたり解消したりしていけばいいのです。
辻 敦哉
ヘッドスパ専門店「PULA(プーラ)」プロデューサー、「カラダの内側から髪を元気にするラボ」所長
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つじ あつや / Atsuya Tsuji
1979年、埼玉県浦和市生まれ。東京文化美容専門学校、ロンドンTONI&GUYアカデミー修了。美容業界を経て、2011年4月にヘッドスパ専門店「PULA」をオープン。95%以上の人たちの髪のコンディションを改善して超人気店となり、半年以上予約が取れないほどに。現在は、全国のヘッドスパ専門店をプロデュースしながら、「カラダの内側から髪を元気にするラボ」を設立し、脱毛症の人の発毛のために研究と技術提供を続けている。2017年12月にはその実績が評価され、アジアの優れた企業家に贈られる「アジアゴールデンスターアワード2017」で、日本人で2人だけのマスター大賞を受賞した。
コッツフォード 良枝
美容外科・皮膚科医師、日本抗加齢医学会専門医、銀座禅クリニック院長
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こっつふぉーど よしえ / Yoshie Cotsford
山梨大学医学部卒業。国際医療センター国府台病院を経て、日本医科大学麻酔科学講座に入局。2011年から皮膚科、美容皮膚科、美容外科に従事。
メディア出演は多く、フジテレビ『バイキング』、毎日放送『林先生が驚く初耳学!』、テレビ東京『なないろ日和!』など。