さて、キャスティングでいうと、シーズン1を見直したときに「わおおおおおっとっと」となったのが、江口のりこさん。なんと、シーズン1では新垣結衣さん演じる香坂よしのの友だちで、女暴走族役で出演しているのですよね。
この2人が同一人物かどうかは明かされていませんが、理事長は、父親に勉強を強要されたことがきっかけで進学校化に反対してきた過去を持つ人。なので、暴走族→理事長路線もありえそうとか想像するのも楽しかったです(最終回で、ガッキーと江口さんの抱擁が見られたら、別の意味で震えたのにと思いましたが、さすがにそれはなかった……あったらあったで、ややこしすぎますね、笑)
「理1を狙え」はどうなった?
シーズン1では「理1がいちばん合格しやすい」と全員に理科一類を受けさせた桜木先生ですが、シーズン2では路線変更。理系では理2、文系では文3を目指すように指導しています。共通テストで失敗した瀬戸(演:高橋海人さん)には足切り点が低くなりそうな文2での受験を勧めました。
シーズン1が放映されたとき、物議を醸したのが「本当に理1が受かりやすいのか?」でした。今回の放送後にも、このあたりは詳しい人たちが考察してくださるでしょう。
また、私がいちばん気になったのが、シーズン1で理1志望だったはずの水野(演:長澤まさみさん)が弁護士になっているところ。どこかで方向転換したのでしょうか。
シーズン1では詰め込みと基礎の反復をメインにしていた勉強法ですが(イメージツリーなどはあったけれど)、シーズン2では最初からYouTubeやTwitterでのアウトプットを重視していました。
生徒同士でお互いに授業して知識の定着をはかるなど、アウトプットすることを重視する勉強法の強化は、昨今の試験の傾向を反映してのものでしょうか。
合宿のメニューも、個人にまかせて自主性を養ったり、拡散型と保全型など個人のタイプによって勉強法を変えるようにアドバイスしたりと、画一的ではない勉強方法に切り替えていたのが記憶に残りました。
シーズン2で紹介されたのが、リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」の活用。
初めてみたときは「え? ここからまさかのインフォマーシャル?」と思ってびっくりしましたが、漫画「ドラゴン桜」は2018年からスタディサプリとタイアップをしているんですね。知らなかった。
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