メーカー:バンテック
車種:コルドバンクス
(乗車定員7人、就寝定員5人)
普段の車とキャンピングカー。2台は持てないから兼用したい。都市部にお住まいの方に多い要望だ。「キャブコン*を普段使いなんて…」という声もよく聞くが、実際、普段使いしている人は結構いる。前回ご紹介したように、フォルムに惑わされているだけで、決して普段使いできないサイズではないのである。
なにより、居住性を考えれば、やはりキャブコン*に軍配が上がるのだ。
*キャブコン:キャブオーバータイプ(エンジンが運転席の下にあってボンネットがない)の小型トラックに、専用の居室を架装したキャンピングカーのこと。キャブオーバーコンバージョンを略してキャブコンと言う。見た目も中身も、いわば「ザ・キャンピングカー」。
ポイント1 2m×5mの駐車枠に収まるサイズ
日本の道路事情、駐車場事情を考えたら、2×5mに収まるサイズであることは重要だ。バンテック・コルドバンクスはもちろん、この範囲に収まるように設計されている。車高は高いので立体駐車場には向かないが、最小回転半径は4.8m。つまり、ジャパンタクシーよりも小回りが利くのだ(ジャパンタクシーの最小回転半径は5.3m)。
ポイント2 豊富な収納&家庭用エアコンも!
バンコンに比べて、圧倒的にスペースに余裕があるのがキャブコンの魅力。コルドバンクスにも収納はたっぷり。居室後部には人気の二段ベッドがあり、家庭用エアコンまでついている。
家庭用エアコンはどんどん進化していて、静音設計であることはもちろん、とにかく消費電力が格段に少なくてすむようになった。夏の厳しさが増す昨今、熱中症対策がより必要な子どものためにも、省電力型の家庭用エアコンは人気の装備だ。
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