キャンピングカー「初心者」でも運転できるのか 普通免許で乗れるが「乗り味」は普通車と異なる

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「大きくて運転が怖い」と思われがちなキャンピングカーですが…(画像提供:キャンパー鹿児島)

「大型免許なんて持ってないし…」「運転、大変そう…」

初めてキャンピングカーの展示会に来た方からよく聞くセリフだ。軽自動車ベースやバンコン*1ならまだしも、キャブコン*2や輸入車は「巨大」に感じるらしい。ただ普段見慣れないというだけで、そう思えてしまうのだ。

*1 トヨタ・ハイエースや日産・NV350などワンボックス車の内部を改造したタイプのキャンピングカーのこと。バン・コンバージョン、略して「バンコン」と言う。外見は元のワンボックスのまま。
*2 キャブオーバータイプ(エンジンが運転席の下にあってボンネットがない)の小型トラックに、専用の居室を架装したキャンピングカーのこと。キャブオーバーコンバージョンを略してキャブコンと言う。見た目も中身も、いわば「ザ・キャンピングカー」

そこで今回は、キャンピングカーの実際のサイズや免許制度などから、キャンピングカーの「運転難易度」について考えていこう。

どんな免許が必要?

「普通免許しか持ってないから」

そうおっしゃる方は多い。だが、そもそもご自分の免許証でどんな車が運転できるか、把握しておられるだろうか。

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意外に思われるかもしれないが、普通・中型・大型といった免許の種別に車の大きさは関係ない。では、何を持って普通・中型・大型なのかというと、乗車定員と車両総重量・最大積載量で分けられているのだ。

ひと昔前まで、自動車運転免許証には普通と大型しかなかった。数回の制度変更を経て、現在では免許取得の時期などによって細かく分けられている。

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