前回は、「キャンピングカーは普段使いの1台としても申し分ない」ことをご説明した。200万円台から手に入り、駐車スペースに困らない。常日頃は自家用車として、「オン・オフ兼用」できるのが人気の理由だ。
今回は、「オフ」の部分の魅力を紹介しよう。「いつでも、どこへも出かけられる」のは言うまでもないが、なんと言っても旅費がリーズナブルなのだ。
「家族4人で那須に1泊」で試算
一般的な旅費をざっくり分解すると、①交通費 ②宿泊費 ③食費に分けられる。それぞれについて、キャンピングカー・マイカー(普通車)・公共交通機関を利用した場合、どの程度かかるのか、具体的にシミュレーションしてみよう。
目的地や人数、期間などの条件は以下の通り設定する。
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- 目的地:都内から那須へ温泉旅行
- 期間 :週末の一泊二日
まずは交通費から見てみよう。
- ■新幹線自由席利用の場合
- 東京駅~那須塩原駅
- 大人1名往復 10980円×2
- 子供1名往復 5490円×2
- 合計 32,940円
- ■マイカー利用の場合
- 高速料金(大泉~川口JCT~那須IC 往復)7,380円(ETC休日割引適用)
- ガソリン代 3,085円(燃費は14km/Lで計算)
- 合計 10,465円
- *走行距離は往復で360km、ガソリン価格120円/Lで計算。
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