キャンピングカーは新幹線の半額で旅行できる 家族4人で那須に1泊2日の旅費を試算すると…

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
  • ■キャンピングカー利用の場合
  •  
  • 高速料金(大泉~川口JCT~那須IC 往復)7,380円(ETC休日割引適用)
  • ガソリン代 5,400円(燃費は8km/Lで計算)
  • 合計 12,780円
  • *走行距離は往復で360km、ガソリン価格120円/Lで計算。

人数分料金がかかる新幹線が最も割高になる。が、黙っていても目的地に着くというメリットはあるだろう。

マイカー(自家用車)とキャンピングカーを比較すると、車種によって当然燃費は異なるため実際のガソリン代は多少前後するものの、今回の試算では往復で2300円程度の違いでしかない。

注目してもらいたいのは高速料金である。キャンピングカーは車両サイズが大きいため、中型車や大型車の料金が適用されると思われがちだが、キャンピングカーは普通車料金が適用される(特種用途自動車に登録している場合)。もちろん、休日割引や深夜割引の対象でもある。

交通手段別の「宿泊費」は?

■温泉旅館・ホテルの場合

ホテルはピンからキリまであるものの、那須で親子4人ファミリータイプの部屋に宿泊した場合、素泊まり1泊2万~3万円の宿が多いようだ。夕朝食付きにすると追加で1~2万円程度かかる場合もあるだろう。また、連休などの場合はさらに値上がりすることも多い。なお、本稿ではGoToトラベルの割引は考慮していない点をご留意いただきたい。

■キャンピングカーでキャンプ場を利用した場合

那須周辺のオートキャンプ場の場合、一区画一泊で5,000円(オフシーズン)~12,000円(ハイシーズン)程度となっている。

■キャンピングカーでRVパークを利用した場合

RVパークとは日本RV協会が整備を推進している、キャンピングカー専用宿泊施設のこと。電源・トイレ・入浴施設などが揃い、キャンピングカーを停泊させることができる。

RVパークの例。電源やトイレなど、キャンピングカー旅に嬉しい設備が整っている(写真:筆者撮影)

那須の場合はリゾートホテル「フロラシオン那須」の駐車場の一角にRVパークが設けられている。
料金は車両1台につき2,000円。人数による追加料金はナシ。

RVパークは出入り自由なので、食事や温泉はホテルを利用してもいいし、近隣のレストランや日帰り温泉を利用してもいい。

ちなみに、4人分の食事・温泉などをすべて「フロラシオン那須」利用にすると、

  • 宿泊(駐車)料金:2,000円
  • 夕食  :10,286円(注文内容による、表記は最低料金)
  • 朝食  : 5,446円
  • 入浴料 : 4,500円
  • 合計  :22,232円

となる。

なお、土曜日もしくは祝前日の日曜などにフロラシオン那須に宿泊すると、4名で4万円以上はするので、ほぼ半額ということになる。

次ページ最終的に試算の差はどのくらいか?
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事