メーカー:レクビィ
車種:ファイブスター・セプト
(乗車定員7人、就寝定員3人+小人3人)
同じトヨタ・ハイエースでも、スーパーロングタイプをベースにすると、室内にかなりの余裕が持てる。スーパーロングはバンコンのビルダーなら必ず扱うモデルであり、それだけ商品もバリエーション豊富。つまりは激戦区である。
その中でも、100系ハイエースの頃から改良を続けながらロングセラーとなっているのが、レクビィ社のファイブスターである。細かなマイナーチェンジを繰り返しているが、現在はファイブスター・セプトというモデルが最新。
ポイント1 対面式ダイネット
食事をする空間=ダイネット。このモデルではダイネットがテーブルをはさんでの対面式である。ファミレスのボックス席をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。なぜそれがオススメなのかといえば、ゆったりくつろげるから。
旅をしていると、天気のいい日ばかりではない。外で遊ぼうにも、土砂降りだったりすれば車内で過ごす時間は長くなる。そんなとき、子どもがぐずらず、のびのびと過ごせるダイネットはあると助かる装備なのだ。
ポイント2 マルチルームつき
前出のGrand vacation 490 Ⅱと違って、ファイブスターにはキッチンも装備。さらにはマルチルームもある。マルチルームとは文字通り、何に使ってもいい空間のこと。
たとえば、カセット式のトイレを積んでおいて、トイレルームにするのもいい。
小さな子どもや年配の家族を連れて旅をしたいとき、トイレがある安心感は何物にも代えがたい。ハイシーズンの混雑したサービスエリアで並ばなくていいし、夜中にトイレに行きたくなっても、車内で用が足せたらどんなに助かるか。
もちろん、トイレとして使わなくても、収納スペースにしてもいい。汚れた遊具(濡れたウェットスーツとか、スキーとか)を収納するにもうってつけだ。
二段ベッドもあって、空間が有効に使えるのもGrand vacation 490 Ⅱと同じ。動線も十分に研究されていて、使い勝手の良さにも定評がある。
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