集中力を「最大限に発揮」できる時間の区切り方 人間は「集中できなくて当たり前」工夫が必要
時間を測るのに、スマホや時計のアラームを毎回セットするのが面倒だという方は、アプリを利用して「完全自動化」するといいでしょう。色々なアプリがありますが、単に時間を計って知らせるだけではなく、何セット作業を行ったかを記録してくれたり、作業に集中するために最適な音を流してくれるものもあります。
また、「まったくの無音だと集中できない」という人もいると思います。これは元々自然界に「まったくの無音」が存在していないため、不自然に感じてしまうことが要因だと言われています。だからと言って、メロディや歌詞がハッキリと聞こえる音楽は、そちらに注意が向いてしまうためオススメできません。
そのため、アプリによっては水や風といった自然の音を流してくれるものもあります。あえて耳の意識を分散することによって、集中力を高めることができるのです。
中でも私が一番オススメする音は「チクタク」という秒針の音です。この音は、クイズ番組のように制限時間が迫りくるような緊迫感を醸し出してくれます。音の演出によって、「時間が迫っている」と感じることができ、作業中の気持ちも盛り上がりやすくなるのです(これにより、「チクタク・テクニック」と名づけました!)。
「アレンジ」でさらに生産性を高める
1セットごとに、「小さく簡単な作業」と「大変な作業」を交互にこなしていくと飽きづらくなり、さらに集中力が保てます。また、「1セット=25分の作業時間+5〜7分の短い休憩」を絶対的な基準にする必要もありません。
◎15分の作業時間+5分の休憩……
のように、自分がやりやすいようにアレンジすることも可能です。最も大切なのは適度な緊張感を味わいながら、楽しんで作業することです。
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