「1年で東大受かる人」が行う無駄な時間削るコツ タスクの「作業量」と「締め切り」を可視化する

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先に結論からお話ししましょう。東大生は、マトリックスでタスクを考えるということをしています。

縦軸にタスクの作業量の多さを、横軸に締め切りのキツさを尺度としておきます。そして、その中に付箋でタスクを書いていきます。

例えば「英単語テスト勉強 明日まで!」「東大模試の振り返り 2週間後まで」と書くわけです。

(画像:筆者提供)

そうすることによって、「(作業量的に)キツいけど締め切りが遠いタスク」「キツくて締め切りが近いタスク」「楽で締め切りが遠いタスク」「楽だけど締め切りが近いタスク」というように分けることができます。

それぞれの項目の性格が一目でわかる

「リストアップでもいいじゃないか」「マトリックスにする必要ってある?」と考える人もいるかもしれませんが、マトリックス配置の優れている点は、それぞれの項目の性格が一目でわかることです。このままでも締め切りに間に合いそうなのか、それとも誰かに応援を頼んだほうがいいのか、といった判断を一瞬でつけることができます。

基本的にこのような「自分の頑張りで左右される、自分でジャッジしないと進まないこと」についてあれこれ考えを巡らせるのは無駄です。時間を無駄にしている人は、この「悩んでいる時間が多い」というのが欠点だと思います。

なので、分類だけして、さっと判断できるマトリックスは、整理という観点から見て非常に優れたフォーマットです。さまざまなことに応用も効きますから、情報整理で行き詰まったら試してみるとよいかもしれません。

次ページ進め方は性格によって分かれる
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