それに対して、「自信がない」という人の中には、「自信がない」→「学びたい」→「学ぶ」→「さらにイノベーションが進化する」というポジティブなサイクルにつながっている人も多いように見えます。
それに「自信がない」という人ほど、人の気持ちを汲むことができる共感力や、自分の足りない部分を補い、「もっと自分を変えていきたい」という謙虚さを持っているともいえます。
ですから、「自信がない、でも何とかしたい」という人は、変な色に染まっていない真っ白なキャンバスのようなもの。ただ、「やり方」がわからなかっただけですから、「正しい方法」さえ知れば、貪欲に吸収することができるのです。
「正しい地図」と「ガイド」さえあれば、だれでも必ず、ゴールにたどり着ける。「話し方」とはそういうものなのです。
まず「話し方」を変えれば、「自信」は後から付いてくる
そんな「自信がない」人でも、「型」を知れば、あっという間に自信をつけていくことができます。
TEDトークでも有名なハーバード大学のエイミー・カディ教授は、「身体を大きく広げ、自信のある『パワーポーズ』をするだけで、自信が生まれてくる」と提言しています。
スーパーマンのように手を大きく挙げるなどのポーズなどを取ることで、「ストレスホルモン」が下がり、「精神を安定させるホルモン」が分泌されるというもので、「Fake it, till you make it(本物のまねをしているうちに、本物になれる)」。つまり、「パワフルに振る舞うだけで、本当にパワフルになれる」ということです。
簡単にいえば、「自信があるフリをすれば、自信は後から付いてくる」ということ。そして、その「フリ」がいつの間にか、血となり身となり、身体に刷り込まれていくのだから、不思議なものです。
この鉄則に従い、「能力」は高いけれど、それをアピールする力が不足していたAさんには、徹底的に「デキる男」に見せるコミュニケーションスキルをお教えしました。具体的には、「次のようなアドバイス」です。
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