複数のデバイスで生産性は向上するのか?

私が夢見るのは「1人、1デバイス」の発想

残念ながら、まだ人の1日の行動様式全てを設計に取り込んだデバイスは存在しません。もしも、1人の人生に、1つのデバイス、のような発想があるとしたら、一体どれだけの時間とお金を削減できるでしょうか?どれだけの生産性を向上できるでしょうか?こんな夢を毎日考えていたりします。

人が活動する場所に合わせて、デバイスも目的を持つようになりました。例えば、私は生産性が高まると信じて、日頃から4台のデバイスを使い分けています。スマホは、ポケットに携帯し、移動中にメールやソーシャルメディアを通じたつながりに。タブレットは自宅のリビングに転がしておき、週末に写真や動画を家族と一緒に見るときに。Surfaceは会社、外出先、自宅などでひたすら仕事に、その合間に個人で大きな買い物をするときや複雑な検索をするときに利用しています。ひょっとしたら今後、メガネや腕時計みたいなものも増えるかもしれませんが、できるだけデバイスを増やさない発想の元に、がんばって抑えています。

「複数のデバイス=生産性向上」という幻想

複数のデバイスを利用して、生産性を向上させよう!というのはまったくの幻想です。世の中デバイスの数は増えていますが、逆に所有するデバイスを減らす発想に注目しています。

例えば、iPhoneはその優れたユーザーインターフェイスで、仕事の合間に手軽に気分転換できる優れたスマホです。一方、会社で利用するパソコンの約9割はWindowsを利用しています。デバイスが変わっても、できるだけ使い慣れた1つのユーザーインターフェイスを利用したい需要は多く存在します。

アプリで対応できればいいのですが、情報システム連携となると多くの場合OSの違いが障壁になります。最近は、競合同士であっても互換性を持たせる動きはあるものの、複数のデバイスを利用することは、生産性の向上どころか、投資額が2倍、3倍と膨れ上がり、情報の連携面から不必要な作業に大事なあなたの生産性は奪われてしまうのです。

タブレットを所有している約9割の人はパソコンを併用しています。働く場所によって、タブレットにもなり、パソコンとしても利用できる2-in-1設計は、デバイスの数を減らす1つの手段になります。私個人として、2-in-1設計デバイスであるSurfaceで実践中です。

とはいえ、きっと明日も私の鞄の中には、複数のデバイスが入っています。デバイスの数が増えるほど、種類が増えるほど、「1人、1デバイス」の発想を夢見ます。

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