ニューズピックス、月額課金に光明は差すか

群雄割拠のニュースアプリ市場<その1>

今日から4回連続でスマホ向けニュースアプリを取り上げる。取り上げる4社は、「Gunosy(グノシー)」、グライダーアソシエイツの「Antenna(アンテナ)」、「SmartNews(スマートニュース)」、Uzabase(ユーザベース)の「NewsPicks(ニューズピックス)」だ。シリーズ第1回はニューズピックス。ユーザベース代表取締役の梅田優祐氏、ニューズピックス編集長の佐々木紀彦氏に話を聞いた。

内輪感は「Picker発掘」で打破

2013年9月にサービスを開始したユーザベースのニューズピックス。後発ながら、記事に対してユーザーがコメントし、そのコメント欄に価値の重きを置くというスタイルで多くのファンを獲得。ニュースキュレーションアプリ戦争に名乗りを上げている。

かくいう筆者もサービスを開始した時からのユーザーであり、その成長過程を体感してきた。筆者が運営するメディア「The Startup」の直近の流入元別月間訪問者数はGoogleに次ぐ2位。今まで2位はFacebookだったが、その牙城を崩した。自動ピックの対象となっている各メディアにとっても、ニューズピックスでバズれば大きな流入に繋がる、という点で無視できない存在だ。

今回の集中連載では各社の7月時点の事業数値を掲載していく。ニューズピックスについては、下記のようにほとんど非開示だ。

■ニューズピックス事業データ
ダウンロード数: 非公開(数十万台前半と推測)
月間アクティブ率(MAU): 非公開
日次アクティブ率(DAU): 非公開
エンゲージメント率(DAU/MAU): 非公開
ユーザー層: 現状はIT関連が多め
独自編集部の設置予定: あり
海外展開: 未定

「ここ最近は、イノベーター層からアーリーアダプター層まで普及の波が移ってきた印象です。KPI(重要業績評価指標)に置いているのは、エンゲージメント。DAUやコメント率、滞在時間でそれを測っています。ユーザー層はまだIT業界の比率が高いですが、ビジネスパーソン全般を対象としたサービスであり、重厚長大な企業にお勤めの方や、政治家の利用も増えてきました。内閣官房副長官の世耕弘成さんからも、pickいただいています」(梅田氏)。

次ページニューズピックスの特徴は?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 財新
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
15種類の「書き方」を徹底解説<br>無敵の文章術

ビジネスパーソンを中心に文章力の必要性が高まっています。在宅勤務における情報伝達手段として、メールやチャットは不可欠に。また精度の高い企画書はビジネスの成功に直結します。本特集ではシーンや目的別に、短期間でのスキル向上を目指します。

東洋経済education×ICT