6月から「広告収入>TVCM費用」を達成
2014年7月現在では、グライダーアソシエイツのAntenna(アンテナ)もTVCMを打っているが、この分野で最初にCMを投下したのはグノシーだ。累計17本のクリエイティブを用い、約10億円をTVCMに投下したという説もある。
「TVCMなどで、ダウンロード数は約400万を突破しました。今後もTVCMに出稿していきますが、この6月に調達した12億円をすべて投下するわけではありません。グノシーでは2013年11月から広告販売を開始しており、直近では広告売上からTVCMの費用を賄えています。今後も自社のPLで回せる範囲内でのTVCM出稿を考えています。今期の終わり頃(5月決算のため、2015年5月頃)には国内で800万ダウンロードを目標に置いていますし、現状のペースでは達成可能と見ています」(木村氏)。
月間アクティブ率(MAU):非公開
日次アクティブ率(DAU):非公開
エンゲージメント率(DAU/MAU):非公開
ユーザー層: 30〜40代が中心。男女比6:4だが、TVCMでの獲得は5:5という見立ても
提供媒体数:約100
独自編集部の設置予定:なし
海外展開:英国、米国、カナダ、オーストラリアで既に開始
グノシーはGunosy Adsという広告商品を販売している。タイムラインに記事体で入る、Facebookのタイムライン広告と近しいスタイルを取る。筆者界隈でスマホ広告の出稿主にヒアリングしたところ、Gunosy Adsは費用対効果が高く、人気の広告メニューとなっているようだ。広告主の種類次第では、スマホ広告はFacebookとグノシーの2つを中心に出稿する場合もあるようだ。
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