ニューズピックス、月額課金に光明は差すか 群雄割拠のニュースアプリ市場<その1>

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うめだ・ゆうすけ●1981年、アメリカ合衆国ミシガン州生まれ。2004年に横浜国立大学経営学部を卒業後、コーポレイトディレクションに入社。製造業・商社を中心とした全社成長戦略や再生戦略の立案・実行支援、食品メーカーなどのBPRを中心に携わる。2007年にUBS証券に入社。投資銀行本部にて、事業会社の財務戦略の立案、資金調達支援、自己勘定投資に携わる。2008年にユーザベースを設立し、代表取締役に就任。

ニューズピックスを利用していると、これは単なるニュースアプリではなく、コメントに基づくある種のCGM(消費者生成メディア)だと感じる。つまり、コミュニティの内輪感が強すぎることもあり、新規ユーザーが場の雰囲気に馴染みにくい。これは事業規模を拡大していく上での阻害要因になるのではないかと考えていた。

「編集部を新設し、今後独自コンテンツも出していきますが、編集部の使命の一つに『Pickerの発掘』を掲げています。良質なコメントをしてくれるユーザーに光を当て、新しいスターを生み出し、新陳代謝を図っていきたいです」(梅田氏)。

ここで梅田氏の言う「Picker」とはニューズピックスが収集した提携メディアからの記事をPick(選択)し、コメントを書き込むユーザーのこと。閲覧のみではなく、アクティブに記事を選び、コメントするユーザーが増えていくことが、ニューズピックスの独自性と価値の向上にも寄与するのだ。

AKB48やモーニング娘。も数年ごとに中心メンバーが入れ替わり、「卒業」するメンバーも出てくる。それと同様、「ニュースピックスを卒業します」というヘビーPickerのブログ記事を目にしたこともある。

現状は、コメントに対して「いいね!されたユーザーの数」をロジックにしたユーザーランキングがある。これ以外にも、今後は「注目のPicker」などのコーナーが新設されるかもしれない。AKB48のような「神7Picker」を佐々木編集長が選定していく可能性もありそうだが「統制は極力せずに、市場原理で良質なPickerを発掘したい」(梅田氏)としている。

佐々木氏転職の真相

お待たせしました。ニューズピックスの最大の話題は、東洋経済オンラインの前編集長である佐々木氏が転職し、新設された編集部の編集長に就任したことだ。この転身はメディア業界で大きな話題となったが、その真相について触れた記事はまだあまり見かけない。インタビューを行ったのは7月3日。転職を決断した真相に迫った。

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