狙うは世界。グノシー支えたデザイナー集団 デザインを制す者が、ウェブを制す
「未来の職業はたくさん生まれている。今や、データサイエンティストを話題にしない人はいない。私たちは、ユーザーインターフェース(UI)のエキスパートが、未来の職業の一部になると考えている」
これは、2013年末、サンフランシスコで開催されたカンファレンス「ロードマップ2013」で、GEのシニアバイスプレジデント兼チーフマーケティングオフィサーが述べた言葉だ。物とインターネットの融合を進める世界的大企業の幹部が、データと同じくらい、デザインも重視していると表明したのだ。世界中で、「UIのエキスパート」への需要が高まっていることをうかがわせる一言だ。
そんな「UIのエキスパート」集団として、日本から世界を目指すのが、株式会社グットパッチ。同社はUIの設計・デザインを専業とし、Gunosyや47NEWSといった人気サービスのデザインを手掛けている。創業2年で従業員数は30人を超え、昨年末にはデジタルガレージから1億円を調達した、新進気鋭のスタートアップだ。

















