「恥ずかしがりやの子」を伸ばす声かけのコツ 「ダメダメ攻撃」は自信のない子に育ってしまう

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子どもが恥ずかしがる行動には、不安な気持ちが隠れています(写真:zon/PIXTA)
入園・入学、クラス替え……春は、新しい出会いに期待が高まる一方、恥ずかしがりやの子をもつ親は「友だちができるだろうか」と不安な気持ちもふくらみます。「友だちの輪に入れない」「先生やお友だちのママにあいさつができない」、そんな子どもの行動を見ると、親はつい心配になってしまいます。
“子ども自身が感情をマネジメントする”をコンセプトにした絵本『はずかしかったら やってみて!』では、新しい環境に飛び込んだ子どもたちへの接し方のヒントが多く載っています。
そもそも「恥ずかしがりや」とはどういうことなのか。本稿では、同書を一部抜粋・編集の上お届けします。

恥ずかしがりや=考える子ととらえましょう

恥ずかしがる行動には、子どもの不安な気持ちが隠れています。見知らぬ人やモノに対して「ひっこめよう」「逃げよう」とするのは、自分の身を守るために必要な行動。幼児期のまだ自立不可能な時期に、なんでもぐいぐい行ってしまうよりは、ある意味正当で、危険を認知する能力にたけているということなのです。

人は、生後6カ月ですでに、初めての人に対してapproaching(近づこうとする)、とwithdrawal(ひっこめようとする)特性の差があると報告されています。これは左脳と右脳の働き方の生まれつきのバランスの差に一因があり、不安の高さが違うと考えられます。

そういった生まれつきの脳の機能にもよりますが、総じて恥ずかしがりやさんは、“深く考える子”、“想像できる(危険を察知できる)子”。一般的な言葉で言えば“賢い子”です。でも親は、ひっこんでばかりの子どもをみると、「恥ずかしがってはダメ」「もっと自分から行きなさい!」など注意することもありますよね。

しかし、親が気をつけなければいけないことがあります。

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