2.5万人の就活生が選ぶ「就職人気ランキング」 1位は2年連続で伊藤忠、総合商社に人気集まる

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1位は2年連続で伊藤忠商事。2021年卒では男子と文系で1位だったが、今年は女子でも1位に。理系も7位から3位にアップするなど、すべての属性の学生から支持を得ている。

理由は、「朝型勤務」や「脱スーツ・デー」といった一連の働き方改革。こうした取り組みが「働きやすい会社」「あこがれる会社」というイメージを就活生に抱かせている。

新入社員を大切にする姿勢も評価されている。前年に続き、2021年も会長と社長による入社初日の「お出迎え」が行われた。満開の桜の木を300本に増やし、さらに印象に残る入社初日を演出していた。

また、企業業績も五大総合商社の中では三菱商事と1、2位を争っている。将来性も含めて就活生が高く評価していることがランキングにも表れているようだ。

メガバンク以外の金融機関への人気高い

2位は日本生命保険。2020年卒の4位、2021年卒の3位から順調に順位をあげた。男子学生の順位が7位から2位とあがっており、男子学生の得票が順位アップにつながっていると思われる。メガバンクが将来性や採用減などから人気を下げているが、大手金融機関への就職人気は衰えていない。

3位の大和証券グループも同様の理由だろう。同社はさらに女性活躍支援などワーク・ライフ・バランスの取り組みも評価されている。テレワークに対する取り組みも早かった。

4位は明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)が入った。理系学生では不動の1位を続けており、女子の人気も高い。メーカーとして食品から医薬品まで幅広い事業領域があることが人気の背景にもなっている。

5位は博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ。2021年卒より1つ順位をあげた。

6位は損害保険ジャパン。日本生命保険、大和証券グループ、9位東京海上日動火災保険、10位SMBC日興証券などトップ10に大手金融機関が5社ランクインしている。

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7位は大日本印刷。2021年卒の8位から1ランクアップし、ベスト10の常連となっている。印刷業界の大手2強だが、印刷技術を応用した液晶や半導体部材といったエレクトロニクス分野が成長し、業績を牽引している。

8位は三菱商事。男子で3位になるなど2021年卒の31位から順位を大きくあげた。総合商社人気は、伊藤忠商事だけでなく他社にも広がっている。海外で活躍したい学生だけでなく、SDGsや社会貢献といったキーワードにも反応しているようだ。

11位以下の上位を見てみると、大手金融機関や食品メーカーが目立つ。3年前の1位企業で、2021年卒でも2位に入っていた全日本空輸(ANA)は152位までランクを下げた。もうひとつの航空大手、日本航空(JAL)も158位という順位に。コロナ禍で業績が厳しく、2021年卒に引き続いて採用を中止したことが影響した。

一方、採用数を減らす方針の鉄道各社は東日本旅客鉄道(JR東日本)が2021年卒と変わらず28位で、東海旅客鉄道(JR東海)は92位から44位に順位をあげた。採用数の削減にかかわらず、採用を維持するという方針が学生に評価されているようだ。

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